コレクティヴ:EAS_Y Vol.01
地域と語る:資源 × 探求 × 記録 × 集合
コレクティヴ:EAS_Y Vol.01
コレクティヴ:エマージング アーティスト サポート in 山口 vol.01
Collective: Emerging Artist Support in Yamaguchi
大学連携による地域文化の特色を活かした若手芸術家の育成事業
文化庁委託事業「平成26年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
主催:文化庁、山口大学
共催:山口県立大学、山口芸術短期大学
後援:N3 ART Lab、山口現代藝術研究所(YICA)、やまぐち街なか大学
企画制作:山口大学
<地元中堅・若手参加アーティスト組合せリスト>
中堅アーティスト
- ノーヴァヤ・リューストラ
(中野良寿&安原雅之、他) - 原井輝明
- 松尾宗慶
- 澤登恭子
- 白川美幸
- スタジオイマイチ
(山口晋之介、宮﨑萌美、村上千咲、他) - 大中和典
若手アーティスト
- 甲斐少夜子
- 宮本陽介
- 臼杵万理実・ 石川憂一
- 松野真知
- 森下嘉昭
- 山口功
- the temporary space
(小畑徹&鈴木啓二朗、他)
<本事業およびプログラムについて>
1) 文化庁主催「大学連携による地域文化の特色を活かした若手芸術家の育成事業」について
当事業は美術教育および美術作家養成に焦点をあて、山口県の持つ多種多様な地域文化を、大学・施設・芸術団体等、山口県にある資源を総合的に活用し実施するものです。あわせて優れた内外の招聘指導者によるレクチャーやワークショップ開催、共同制作や成果発表を通じた育成プログラムを企画します。育成対象者は、事務局のある山口大学および事業連携大学(山口県立大学および近隣の大学)などの卒業生および美術制作、理論などを学ぶ学生(アートサポートを含む)のほか、地元および近隣の若手芸術家とし、山口県の地域文化を活かした創造活動を育成事業の基盤とします。
この条件に基づいて県内外から指導者(国外も含む)を招聘し、育成対象者は上記のようなレクチャーやワークショップから得た刺激や着想、手法をもとに、地元を拠点に活躍するアーティスト(概ね40代以上)との世代間にまたがるグループごとの共同制作を行い、最終的にはその成果を発表する展覧会を実施します。運営においては、山口大学に事務局をおき県内の各機関と連携して育成プログラムを運営・実施。尚この事業は文化庁が主催する「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」から委託され山口県では「大学連携による地域文化の特色を活かした若手芸術家の育成事業」として運用しています。
2)コレクティヴ:EAS_Y Vol.01 コレクティヴ:エマージング アーティスト サポート in 山口 vol.01について
当事業は上記1)における文化庁の「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」をうけ「大学連携による地域文化の特色を活かした若手芸術家の育成事業」として山口県を中心に展開する事業になりますが、その呼称として同名の意味を読み取り、呼びやすいプログラム名として「コレクティヴ:エマージング アーティスト サポート in 山口 vol.01」とすることにしました。頭文字をとって短縮すると「コレクティヴ:EAS_Y Vol.01」と称します。コレクティヴ Collectiveとは1集合的な.2集団的なという意味の英語で今回のアメリカから招聘する芸術家集団であるSPURSEもコレクティヴと呼ばれるグループ形式にあてはまります。また、エマージング Emerging はEmergeの現在分詞で1.でてくる、現われる 2.出現するなどの意味があり、エマージング アーティストとは新進芸術家を意味します。
3)プログラムのテーマについて
地域と語る:
資源 × 探求 × 記録 × 集合
事業全体のテーマとしては上記の「地域と語る」とし、それぞれキーワードとして資源、探求、記録、集合にしたいと思います。本プログラムにおける講師の招聘については事務局としてキーワードに関連する講師の招聘を以下のように企画しました。
A:資源(resource) × B:探求(research) × C:記録(document) × D:集合(collective)
- 志村信裕(10/25): A,B,C
- アラン・ジョンストン(11/15): B,C
- SPURSE(イアン・カー/ペティア・モロゾフ)(11/25-12/8) : A,B,C,D
- 富田俊明(12/13): A,B,C,
- トーマス・シュトュル-ト(1/27-1/29):B,C
4)グループの構成および参加方法について
山口在住および近隣の若手芸術家と地元を拠点に活躍する芸術家(概ね40代以上)との世代間にまたがるグループごとの共同制作とします(最終的にはどのような展示になってもかまいません。個別の作品と共同作品を出す形も可能です)。グループ分けについては事務局案と作家本人の意思を尊重し決定したいと思います。11/8のシンポジウム(秋吉台国際芸術村ホール)には全員参加の上、レクチャー等に最低2回の参加を求めたいと思います(日程の関係上難しい場合、ご相談ください)。
5)共同制作および作品制作、展示について
作品制作についてはグループごとにN3ART Lab の2階を共同アトリエとして使用(10月1日から1月30日)。 期間中は招聘アーティスト関連イベントの際に一般の方にも活動の進み具合を観ていただけるようにオープンスタジオ方式としたいと思います。
6)作品発表
2015年2月1日(日)-2月8日(日)に展覧会を行います。場所はN3ART Labの1階、2階および、山口市中心商店街近隣の空き店舗(現在2カ所、交渉中)。
注意事項
- 作品の展示および撤収、アーティスト自身にも関わっていただきます。
- スタッフによる写真や映像、撮影、マスコミ等の取材には協力をお願いします。
- 応募いただいた内容は本事業以外の目的には使用いたしません。